会社四季報とは?
会社四季報とは日本に上場している企業およそ3700社分の情報が1冊にまとまった書籍です。約2000ページもあり各企業の事業内容、株主状況、財務情報、過去の業績から今後見通し、過去の株価チャートといった情報がコンパクトにまとまっています。四季報は1集の新春号、2集の春号、3集の夏号、4集の秋号と年4回刊行されます。
世界でみても上場企業の業績などの情報がここまでまとめられているものは世界でもなく、日本株を投資する個人投資家のバイブル的存在となっています。
会社四季報は株式投資をする上で役にたツールです。
四季報は株式投資の武器
私が株式投資をする上で必ずチェックするものが3つあります。1つは企業の決算短信、2つ目に東証が発表している適時開示情報閲覧サービス、3つ目に会社四季報です。この会社四季報は四季報の記者が取材して独自の視点で企業の状況を分析、今期の業績状況のコメントや来期以降の業績にインパクトを与えそうな材料、そしてその独自の視点で今期来期の業績予想が掲載されています。これらの四季報の情報は個人投資家の強い味方になります。
四季報を読みこなすことでプロの投資家より先に有望銘柄に気づき先回りして株を書くことも不可能ではありません。それだけ四季報には投資情報が豊富ということです。四季報の情報からさらにイマジネーションを膨らませて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な自分の発想力で魅力的な銘柄を発掘する醍醐味を味わえます。
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四季報の強み 四季報記者の独自コメント!
四季報は本当に役立つ情報が数多く掲載されていますが、その中でも四季報ならではというものがあります。その一つが四季報記者の取材に基づくコメント記事です。コメント記事には「業績欄」と「材料欄」があります。
業績欄
コメント記事の前半は四季報編集部の記者による業績予想数字についてのコメントが書かれています。なぜ売上が伸びているのか?受注状況はいいのか?コスト増のマイナス要因など、今期業績について四季報記者の独自分析が掲載されています。
ここで注目は記事の見出しです。【最高益】【復調】【反落】などのように今期の業績の状況を一言で表現していて一目で企業の現状が分かるようになっています。
材料欄
記事の後半の材料欄には、設備投資など、これから数年先の業績に影響を与えそうなトピックスや、将来の経営課題、経営目標、株式情報、財務情報、が記載されています。四季報の材料欄を見ることで、今後の会社の方向性を読み解くことができます。
四季報は是非毎回購入しましょう。
株式投資をする上で四季報は欠かせないものです。目指すのは四季報を読みこなし、企業名をきいたら、何をやっている会社かすぐ分かるぐらい、四季報を見ていきましょう。
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